浣腸の使い方

浣腸の使い方

浣腸薬を使ってみたいがどうしたらいいか分からない?いつ使えばいいのかわからない。そんな疑問にお答えします。

 

はじめての浣腸なら『ひとおし』がおすすめ

一般的な丸型容器は比較的安価に手に入りますが、容器の構造上、底部分が固くなっておりつぶれにくくなっています。そのため実際に使用すると半分~1/3程度薬剤が残ってしまいます。初めての方は、挿入時に躊躇(ちゅうちょ)したり押し込みが弱くなることがあり、そのため薬液を上手に注入することができず失敗することがあるようです。また、挿入時にノズルの差し込みが弱く薬液が漏れることもあるようです。そのため初めての方は、『コトブキ浣腸ひとおし』がおすすめです。初めての方に使いやすい工夫がいっぱいです。挿入するノズルも一般的な浣腸より30%程度長くなっており、長すぎず短すぎない長さにしています。容器は横型のジャバラ構造のため一般的なタマゴ型の容器より少ない力で押すことができラクつぶせます。その結果、薬剤残りが減り効果も高くなり失敗しにくくなります。また、立てて置けるため衛生的に使用できます。ぜひ、初めての方は『コトブキ浣腸ひとおし』をご利用ください。

なぜ『ひとおし』は生まれたのか

ひとおしは、2006年に発売されました。ムネ製薬ではお客様の生の声を集めるため製品にアンケートカードを封入してきました。その結果、『浣腸の薬剤残りが気になる』というアンケート結果が一番多いことがわかり多くの方が不満に思っていることがわかりました。

縦ジャバラや太鼓型などお客様の声を形にするため試行錯誤の繰り返し。ですが、なかなかいいものができませんでした。

そんな中、当時社長 西 啓次郎(現会長)がオーストリアでの旅行中、道端で楽器を演奏している若者を見かけます。その楽器はアコーディオン、『これだ!』と思い、会社に帰りさっそく横ジャバラ型容器開発に着手、数年後出来上がったのが、『コトブキ浣腸ひとおし』です。まさに、ご利用いただいている皆様、10万人の声から生まれた浣腸薬です。その後、押しやすさが評価され、ひょうごユニバーサルデザイン賞受賞し、名実ともに使いやすい浣腸の代名詞になりました。

現在では、よりお客様の不満点を改善した『コトブキ浣腸ひとおし40』を開発、市場で伸びている40gのジャバラ型で、ノズル部分を3波型にし挿入時の摩擦抵抗を約25%程度抑える特許ノズルを採用。もう少し長いノズルがいいとの声にこたえ、業界最長クラスの長いノズルとなっています。これは 2019年グッドデザイン賞を受賞し、さらに国際ユニヴァーサルデザイン 福祉部門で銅賞をいただくことができました。ぜひ、一度ご利用ください。

『ひとおし30』の受賞歴

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  • 2006年:業界初ジャバラ型容器として発売
  • 2007年:第20回ヒット商品賞・話題商品賞で話題商品賞部門の新規顧客獲得賞を受賞する
  • 2008年:兵庫県主催「2007年度グッドデザインひょうご」でユニバーサルデザイン賞を受賞する
  • 2010年:日本テレビ系全国ネット 超超現代史で当社ひとおし開発ストーリーが紹介される
  • 2014年:近畿地方発明表彰において「兵庫県発明協会会長賞」を受賞する
『ひとおし40』の受賞歴

ひとおし40

  • 2017年:業界初プレミアム浣腸として発売
  • 2019年:浣腸薬で初の快挙!グッドデザイン2019を受賞
  • 2020年:一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が主催する『IAUD国際デザイン賞2020』の医療福祉部門で、銅賞を受賞
  • 2021年:ドイツ Universal Design Competition 2021 入賞

 

使い方-自分で使う場合-

どこで使うの?

浣腸薬は肛門から薬液を注入して効果を発揮します。飲む便秘薬と違い使用後すぐにトイレに行きたくなります。そのためトイレ内、もしくはいつでもトイレに行ける場所を選びましょう。

体勢

しっかり薬剤を注入させるために体の左側を下に寝ころび、右手で挿入する方法をお勧めしていますが、一般的にトイレ内で使用するときは少しひざを曲げかがんだ姿勢を取ります。股の間もしくは体の左右から肛門に挿入してください。その際、体の力または肛門の力を抜くとスムーズに入りやすくなります。

時間帯

浣腸薬には一般的な薬にある時間の指定はありません。直腸に便がたまり便秘だと感じた時に使用できます。そのため、おなかが張って苦しくて出ないときやいつもの排便時間に使用している方が多いようです。初めての方は効きすぎることもあり、自身での効果を知るためにも使用後、2~3時間トイレに行ける状態を確保すると安心です。基本的には薬の効果は薬液注入後、すぐに開始し、排便時に薬液も出ていくと薬の効いている時間も終了します、出したいときにすぐに使える便秘薬です。

入り口付近で固くなっているときは

入口付近で便が固くなり便が出てこない、ノズルが入りにくい状態があります。その場合、固い部分を取り除く必要があります。ティッシュやマッサージなどで固くなっている部分をこすり取ってから挿入してください。固くなっている便が少しでも取り除くことができれば浣腸薬は効果を発揮します。

使用手順

基本的な浣腸の使用手順についてご紹介します。

STEP

通常は、室温のまま使用して頂いても全く問題ありません。

寒い時期、薬液を温めることにより容器も柔らかくスムーズに液が出やすくなります。
また浣腸使用後のお腹の痛みも緩和されます。

温める場合は、容器のキャップをつけたまま40℃のお湯で2~3分で十分です。
温め過ぎた場合は、やけどをしますので、使用しないでください。

STEP1浣腸

STEP

キャップを外します。

この時、引っ張るのではなく、ノズルを持ちキャップは軽く持ち回しながら外してください。

浣腸キャップの外し方

STEP

ノズル部分の周囲を液で潤すか、オリブ油あるいはワセリンなどを塗布して挿入しやすくします。

塗り方

STEP

体は横向きにするか、かがんだ姿勢にし、ノズルをゆっくりと肛門に挿入します。
無理に挿入すると、直腸粘膜を傷つける恐れがあるので注意してください。
挿入はなるべく根元まで入れてください(先端から根元までは約3cm)

浣腸挿入

STEP

容器をつぶしたまま、ゆっくりノズルを抜き、肛門にティッシュなどをあてて、
しばらく我慢します。
体を横にしたほうが我慢しやすくなります。

STEP5浣腸

STEP

便意が強まってから排便してください。
注意:あまり早いと液だけが出ることがあります。

STEP6浣腸

STEP

使用後は手を洗い、容器は地域のルールに従い廃棄してください。

※1回1個を注入し、効果のみなれない場合はさらに同量をもう一度注入してください。

 

薬剤が漏れる使用しても出てこない

浣腸を使用するには、注入時に下から上に押し出す形になるため液が漏れる場合があります。きちんと奥までノズル入れてから使用してください。また浣腸は直腸にたまっている便に対して効果を発揮します。そのため直腸に便がないと液だけがでてくることがあります。便がたまっていても入り口付近で固くなり出てきにくい状態になっていると出てこない場合があります。薬液は体内に吸収されませんので便に吸収されることがありますが、次回の排便時に一緒に出てきます。

慣れやクセについて

お客様から一番多い質問は、使用してクセにならないか?です、浣腸薬の成分は水とグリセリンなので、成分的にクセになることはありません。便秘ではない(直腸に便がたまっていない)のに使用するのは『連用』になりますが、便秘の時に使用するのは『常用』にあたり問題はありません。

ただし、直腸にある場合の便秘に対して非常に高い効果を発揮するため、たよりがちになり、その結果使用回数が増えたなどがあります、これはほかの便秘薬も同じですが、使い過ぎには注意しましょう。

できる限り食生活や運動で便秘にならないよう解決するのがベストですが、便をためてしまうのは良くないので上手に利用しましょう。


使い方-小さいお子様に使用する場合-

使用手順

基本的な浣腸の使用手順についてご紹介します。

  1. 通常は、室温のまま使用して頂いても全く問題ありません。

    寒い時期、薬液を温めることにより容器も柔らかくスムーズに液が出やすくなります。
    また浣腸使用後のお腹の痛みも緩和されます。

    温める場合は、容器のキャップをつけたまま40℃のお湯で2~3分で十分です。
    温め過ぎた場合は、やけどをしますので、使用しないでください。

    赤ちゃん 浣腸温め


  2. 我慢できずに排便してもいいように紙おむつやタオルの上などに寝かせます。タオルの準備

  3. 先端のキャップを取り、周囲を液で潤すか、オリブ油あるいはワセリンなどを塗布して挿入しやすくします。
    (キャップはノズルの根元を持ち、キャップを回すようにすると取りやすくなります)


  4. 体を横向きにし、ノズルをゆっくり肛門に挿入します。挿入はなるべくノズルの根元まで入れます。
    小さいお子様で横向きにできない場合は、上向きで足を持ち上げて使用してください。
    (無理に挿入すると、直腸粘膜を傷つける恐れがあるので注意してください)


  5. 容器をゆっくり押しつぶしながら薬液を注入します。

    使用する量について】

    • 1歳未満は『コトブキ浣腸10』1回1/2個(容器にある1/2線を目安にしてください)
    • 1歳から5歳までは『コトブキ浣腸10』1回1個
    • 6歳から11歳までは『コトブキ浣腸20』1回1個
    • 12歳以上は『コトブキ浣腸30』1回1個

  6. 容器をつぶしたまま、ゆっくりノズルを抜き、肛門にティッシュなどをあてて、しばらく我慢させます。

  7. 年齢に合わせて、おむつやトイレで排便させてください。

  8. 使用後は手を洗い、容器は地域のルールに従い廃棄してください。

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